糖尿病は一部をのぞき、予防は十分可能な病気です。ではどのようなことに気を遣うべきか。ここでは糖尿病の予防としてダイエットに触れてみたいと思います。
予防の前に一つ。現代人は、食べ過ぎ、運動不足になりがち。これが肥満になる人は後をたちません。肥満状態であるだけでも、軽度の糖尿病状態になる人は珍しくないのですが、早期肥満解消につとめることで、血糖値を正常に戻す事ができます。
しかし、面倒がって放置、結果本格的に糖尿病になる人が多いと言われます。
このような肥満による糖尿病を「肥満糖尿病」といい、患者数は2型糖尿病の6割以上であり、現代日本では最も多い糖尿病タイプです。
肥満になってもみっともないくらい…特に健康に異常は感じないし…などと思っていませんか?肥満はすでに異常事態です。度合いが高まれば高まるほど、糖尿病や動脈硬化症などの生活習慣病リスクがアップします。
では肥満とはどういう状態なのか?
単に体重が増えただけではなく、エネルギーの摂取と消費のバランスが崩れ、必要以上に体脂肪が増えた状態を肥満といいます。
体脂肪の正確を測定するのは難しく、現在は、BMI(ボディーマス指数)値を得て、判定する簡易な方法が広く知られています。
BMI値
BMI=体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)
・BMI 8.5未満: やせている
・BMI 18.5~25.0: 普通
・BMI 25.0以上: 肥満
身長から標準体重を出すには、「身長 (m) ×身長 (m) ×22(理想体重)=標準体重」の式を用います。
BMI25以上ではいろいろな生活習慣病が起きやすくなります。さらに、27を超えると糖尿病リスクは通常の2倍になります。
肥満になると、糖代謝を支えるすい臓などの各組織が、肥満に対処するため全力で活動します。その状態が長引くと各組織はオーバーワーク状態に陥り、異常が起こり始めます。結果、糖代謝のサイクルは狂ったままに。
このような状態は他の症状も招きがちで、いくつかの症状が連鎖しつつ、糖尿病や他の病気の発症にいたるので要注意です。