外食に偏りがちなのは独身者。特に独身男性にその傾向がありますが、ファミリーレストランやファーストフードが繁栄を極める現代日本では、家族であっても外食の機会は多いものです。しかし、外食で栄養バランスが良いものは珍しく、高脂質、高カロリーな食事になりがちなのは要注意です。
しかし、外食は自宅で食べる食事よりも、カロリー、栄養素ともわかりにくいものです。やむなく、外食が多いという人は食品交換表を使った食事の取り方を十分身につけることが大切です。
最初に外食にあてる「エネルギー量」と「単位配分」を確認。3食均等に分けらることができれば良いのですが、外食はどうしても配分が偏ります。ここでポイントは何を食べたかではなく、何が不足したか。特に野菜類などの不足は、家庭内の食事でチャージ。
外食利用のポイント
・丼物より定食。栄養がバランスがよく、カロリーや栄養素がわかりやすい。
・食材の形が生かされたメニューは食品の形がわかりやすい。
・天ぷらやフライなど揚げ物料理は、高カロリー。空揚げは多少カロリーが低くなる。
・ポケット版の食品交換表は必ず持参。
・目安量の確認には、ハンディータイプの秤が便利。
・残業時には夕方に軽食を、本格的な夕食はその分調整すること。
・宴会は避けるべき。パスしきれない場合は、宴会当日の昼食は少なめに。
・禁酒が原則、飲酒は主治医に相談。
・自分で料理をすることで、食事内容に気をくばるように
糖尿病の食事療法は、その人に必要な「エネルギー量」を基準に、必要な栄養分をバランスよく摂取することが基本的な考え方です。自分で食事のエネルギー量を知るためには、食品交換表を使いこなし、有効活用するのが良い方法です。
自炊派のかたは、料理前と料理後の量の違いの理解は簡単と思います。食材の1単位の量(=目安量)もよく使うものならじきじに覚えることができるでしょう。
テーブルに出ている料理を眺め「表のどれに該当するか、どれくらい使われているか、何Kcal〈キロカロリー〉 ぐらいか」が、直観的にわかるようなレベルがベストです。