糖尿病と高尿酸血症の人は、どちらも肥満傾向があり、まず最初は減量からアプローチする場合が多くなります。減量は患者個人個人の体格や消費活動量にあったカロリーを設定し、栄養バランスを考えた食事を取るような指導がなされます。
このとき急な減量を行うのは好ましくありません。カロリーの極端な減らしすぎ、急激なカロリー削減を行うと、脂肪がエネルギーとして利用され、ケトン体の発生を招きます。(ケトーシス)。血液中のケトン体濃度が高くなると尿酸の排泄はスムーズにゆかなくなり、細胞が壊れて核酸からプリン体が放出されます。すると、尿酸値が上昇。
基本的に食事制限によるカロリー調整は必要です。その際には水分を多く摂取し、食事の野菜類を増やします。また、負担の少ない運動を平行して継続し、積極的に尿酸値を下げるようにしましょう。
痛風でなくとも9mg/dL以上の尿酸値が測定された場合、薬物治療で、痛風と合併症予防の対策をします。尿酸コントロールは「6mg/dL以下」が目安で、理想は「4.6~6.6mg/dL」が目標値となります。
痛風は種々の生活習慣病を併発するケースが多く、痛風だけという人はわずか4%。で動脈硬化も併発する人が少なくありません。