トップ > 糖尿病と骨代謝 > 糖尿病における骨の循環プロセス

糖尿病における骨の循環プロセス

糖尿病患者の骨は骨折しやすく、健康体の人に比較すると頻度が2~4倍にも高くなります。原因はインスリンの不足を始め、様々な要因が関係します。また、折れた骨が治癒しにくいという厄介な特徴があることも忘れてはなりません。

骨の細胞

・骨芽(コツガ)細胞:骨を新しく作る細胞

・骨(コツ)細胞:骨を維持する細胞

・破骨(ハコツ)細胞:骨を壊す細胞

骨の循環プロセス「骨代謝回転」

①古くなった骨は、破骨細胞により破壊(吸収)され、骨の主成分カルシウムやコラーゲンが血液中に溶解し循環する。

②骨芽細胞が集まり、コラーゲンを分泌する。

③②にカルシウムを主成分とする骨塩(コツエン)が沈着し、新しい骨に。

骨は姿勢を維持し、身体の内部を守る役割を担っています。同時にカルシウムを蓄える役目を持っています。体内にあるカルシウムの 99%は骨に存在します。つまりほとんどのカルシウムは骨格に。

一方、全身の細胞が正常に機能するためにも不可欠な成分がカルシウム。血液中には常に一定量のカルシウムが存在しなくてはなりません。

血液中のカルシウム濃度が低下すると、破骨細胞は、骨を破壊して不足分をチャージします。結果、血液中のカルシウム濃度は一定に保たれますが、破壊された骨はスムーズに再生することはなく、強度不足となります。

糖尿病と骨代謝

前の記事 | 次の記事

関連記事